DMW CORPORATION 株式会社電業社機械製作所

男性も女性も関係ない誰もがチャレンジできるロールモデルになりたい

株式会社電業社機械製作所 先輩社員紹介

先輩社員インタビュー

こんな作業が出来たらカッコイイ!!そんな思いで飛び込んだ製造の世界

就職活動では、製造の現場で働くことを希望していました。当初はお菓子の製造などをターゲットに探していたのですが、就職指導の先生が自分の担任だったこともあり、私の性格をよく理解してくれていて「あなたにはここが向いているのでは?」と言われ紹介されたのが、電業社でした。

学生時代は陸上部に所属していて、同じ学年には女子がおらず、男子に交じって毎日練習していました。先生はそんな私を見て、男性が多い職場でもうまくやっていけるのではないか?と思われたようです。先生のそんな予感は見事に的中しました。

工場見学に来て現場を見て回ったとき、想像以上に機械が大きくて少し驚きましたが、「こんな仕事が出来たら格好いいだろうな...。男性と同じように作業ができたらいいな...。」と感じました。クレーンを操作している自分をその時にイメージしたのを、いまでも思えています。身体を動かす仕事にも魅力を感じましたし、毎日熱い中をずっと走り込んでいましたので、体力にも自信がありました。

男性の中で働くということに対しては、私自身はそれほど意識はしませんでした。後から聞くと逆に周りの方々が意識をされていたようです。これまでは現場に女性が配置されることがなかったようですので無理はありませんが、今では一作業者として皆と同じように扱ってもらえています。しっかりとやっていればきちんと認めてもらえる、そんな職場環境にとても満足しています。

先輩社員インタビュー

いろいろな工程を経験して、頼りにされる作業員に成長したい

現在は、送風機の部材である回転体の動バランス調整を行っています。動バランス調整とは、バランスマシーン(回転体の偏芯や偏芯角度を測定する装置)を使い、出力された数値が許容時範囲内になるように、グラインダー研削、ウエイト取付などで調整を行う作業です。
実はこの作業は、入社後の研修を終えて、自分で希望したものです。入社して1年はいろいろな現場で研修を受けることができ、何が自分に向いているのかを検討することができます。私はずっと同じ現場、一カ所で研修をしていたのですが、他の現場にも行って体験したほうが良いとアドバイスを受けました。そして今の現場に来て2カ月間研修を受け、「これだ!」と思ったんです。その理由は、いま自分がやっている作業が、画面上の数字で見ることができるからです。

バランスマシーンでグラインダー研削を行うと、自分がいまどのくらい削ったかがグラムで画面上に表示されます。目に見えないことをやるよりは、瞬時に数字で見ることができるほうが、作業感があるというか、実感がわくというか...作業していて楽しいですし、やりがいも感じます。繊細な作業が、こんなに大きな部材の品質を左右するというところにも魅力を感じます。

少し前から組み立て作業にも加えていただいていて、最終的には自分で送風機の組み立てができるようになりたいです。そのためには送風機全体の工程ができるように、いろいろな作業を経験して、たくさんの資格を取得したいと考えています。現在の作業も組み立てるための一部の工程です。作業への理解もだいぶ深まり習得出来ているのではないかと実感していますが、全体が見えてくると、いま行っている作業も違った視点で見ることができるようになるのではないかと思います。そんなふうに、大きな視野で見ることができる、頼りにされる作業員に成長したいと思っています。

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