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電業社機械製作所

電業社がどんな会社なのか、特長や事業内容などをご紹介します。

BUSINESS 事業内容

1910年創業のポンプ・送風機・海水淡水化装置などの機械製造メーカー。

電業社は、ポンプ、ファン、ブロワ、バルブ、海水淡水化施設用装置等、社会インフラを支える製品を世界中に送り出しています。当社のお客様は、官公庁や電力会社のほか、プラントメーカーや機械メーカーなど、様々な分野に広がっています。普段は目に見えないところで、まさに“縁の下の力持ち”として情熱とプライドを持って日々の仕事に取り組み、社会に貢献しています。

  • ダム
  • 農業用用水
  • 石油精油・石油化学
  • 海水淡水化
  • 一般産業

FEATURES 電業社の強み

  • 100年以上の実績で培った
    機械製造の技術力

    1910年創業の電業社は、電力事業、上水道整備、河川水害から人々を守る安全対策、求められる性能機能を満たすために、カスタムメイドでの設計製作を行っています。

  • 環境保全を実現する
    サステナビリティ推進体制

    信頼と実績の110年を礎にして株式会社電業社は、その社風と国連が提唱するSDGs思想を融合させ、社業の発展とともに社会課題への解決に向けて貢献をしていきます。

  • 流体機械開発技術などの
    研究開発への取り組み

    流体機械開発技術を活かし、お客様のニーズに合わせた、信頼される製品を、最新の設備を用いて厳密な製品検査を通過した安全かつ高品質の製品のみを出荷しています。

  • 実績・導入事例 中東向けエネルギー回収装置DeROs®、ポンプ類 稼働開始

    当社がサウジアラビアの海水淡水化プラント向けに設計、製作し、国内プラントメーカーに納入したエネルギー回収装置DeROs®及びポンプ類一式が2023年1月より稼働を開始しました。この海水淡水化プラントは、造水能力10,000m³/日を有し、国内プラントメーカーが開発した低圧多段高効率海水淡水化システムに、当社のDeROs®とポンプ類がパッケージで採用されました。DeROs®は、世界最高水準のエネルギー回収効率と逆浸透膜供給水の塩濃度変化が非常に少ないことが特徴で、ポンプの動力低減に寄与します。ポンプ類は、逆浸透膜淡水用横軸多段形式ポンプをはじめ、14台の高効率ポンプが使用され、DeROs®との組み合わせにより省エネルギーかつ温室効果ガス排出量削減に貢献します。当社は「パーパス『水と空気を通じて豊かな未来社会を創造する』」に則り、海水淡水化ビジネスに取組んでまいります。今回の海水向け海水淡水化システムへの稼働集結を皮切りに、中東地域をはじめ、インド・アフリカ地域などの水問題解決に貢献していく所存です。

HISTORY あゆみ

創業時から技術力の礎を築き、国内大手の一角へ成長

明治─昭和初期

電力事業に集力し、街を明るく、人々の暮らしを豊かにしてきました。

1910創業

中島平太郎氏の個人経営で水力及び火力発電所土木工事請負業を営業していた電業社に水車部を設置(江戸川工場:東京市小石川区関口水道町)

1911

株式会社芝浦製作所から大型水車製造業務を承継

1915

個人経営であった電業社水車部を法人組織に改め、株式会社電業社水車製造所を創立

1919

株式会社電業社水車製造所が出資し株式会社電業社原動機製造所を設立

昭和初期─

上水道整備に集力し、人々に安定した生活を提供してきました。

1920

株式会社電業社原動機製造所が株式会社電業社水車製造所を吸収、合併

1930ポンプの製造を開始

1943

日本証券取引法の交付により、東京証券取引所に上場

昭和中期─

河川水害から人々を守る安全対策に注力し、
またエネルギー開発事業に参加し石油の安定供給に貢献してきました。

1955電業社機械製作所を設立

株式会社電業社原動機製造所が6,000万円を出資し、株式会社電業社機械製作所を設立(上場は店頭銘柄となる)
株式会社電業社原動機製造所を水車・発電機部門とポンプ・送風機・ディーゼル機関等の産業機械部門とに分割し、前者を東京芝浦電気株式会社(現在の株式会社東芝)、後者を当社が承継ファン・ブロワの製造を開始

1961

東京証券取引所第二部に上場

平成─令和

社会インフラの複雑化や高まる防災ニーズ、
環境負荷低減へのニーズに応え、さらなる技術の高度化に取り組んでいます。

2003

本社機能を三島事業所へ移転

2010

創業100周年を迎える

2014

シンガポールに事務所を開設海外現地法人
DMW India Private Limitedを設立

2015

株式会社電業社機械製作所 創立60周年を迎えるアブダビに事務所を開設

2016

国内メーカーとして初めて商品化した逆浸透膜法海水淡水化施設用
エネルギー回収装置(ERS)の初号機を、沖縄県の簡易水道海水淡水化プラントに納入

2022

東京証券取引所スタンダード市場に移行

DATA 数字で見る電業社

  • 創業 1910

    電業社の創業は、1910年。電気工事に従事していた電業社にポンプの製造を目的として電業社水車部を新設し、東京市小石川区関口水道町に工場を建設しました。

  • 売上高 240

    創業以来、着実に伸ばした売上高は、240億に。受注が好調な官需部門と海外部門において、大型案件をターゲットとした受注活動を強化し、さらなる拡大を目指します。

  • 従業員数 649

    言葉も文化も違う多様な人財が、それぞれの個性と強みを活かしながら活躍しています。

    2023年1月時点 グループ従業員数

  • 拠点・ネットワーク 国内16カ所海外4カ所

    日本国内・海外に計20の拠点があります。日本国内にとどまらず、電業社の製品は世界中で活躍しています。

  • 累計納入台数 10,000台以上

    当社の製品は、高い製造技術と厳格な品質管理のもとで製造されており、高い信頼性と耐久性が多くのお客様から評価されています。その結果、大型ポンプ及び送風機の納入台数は、集計を始めた1988年以降10,000台以上となっています。

  • 監理技術者 200人以上

    当社には、多くの経験豊富な監理技術者が在籍しています。監理技術者は、工事を適正に実施するために必要となる技術上の管理及び指導監督を行います。常に自己研鑽を行い、お客様満足度の向上に努めています。

NETWORK ネットワーク

国内

北海道支店、東北支店、新潟事業所、関東支店、本社(東京都大田区)、横浜営業所、静岡支店、三島営業所、国内子会社・電業社工事株式会社(静岡県三島市)・株式会社エコアドバンス(静岡県三島市)、名古屋支店、大阪支店、徳島事業所、四国支店、中国支店、山口事業所、九州支店、熊本営業所、沖縄営業所

国外

インド拠点(ムンバイ・プネ)海外子会社・DMWインド会社 中国拠点(大連)アメリカ拠点(ヒューストン)中東拠点(ドバイ)東南アジア拠点(シンガポール)

COMPANY 会社概要

創業

1910年(明治43年)9月

設立

1955年(昭和30年)3月

資本金

8億1千万円

本社

東京都大田区大森北1丁目5番1号

従業員数

646名(連結) ※2023年3月31日現在(就業人員数を記載しております)

拠点

国内支店:9 事務所:4 海外拠点:4 営業所:2 事業所:1

グループ会社

国内:2社 海外:1社

事業内容
  1. 01風水力機械の製造、販売
  2. 02廃水処理装置及び廃棄物処理装置の製造、販売
  3. 03配電盤・電気計装制御装置及び電気通信制御装置の製造、販売
  4. 04海水淡水化用エネルギー回収装置の製造、販売
  5. 05前各号に関連する各設備の計画、設計、監理並びに据付工事
  6. 06しゅんせつ工事に関連する機器の製造、販売並びにしゅんせつ工事